2016/03/21

フィットネストラッカーアプリを比較してみた、という話

意外と差があるもんですね


今回比較するアプリ3種、左からFitbit、Google Fit、Runtastic

ちょっと自分の体重…というか腹回りというか首(顔)回りの肉付きが気になってきたので(顔の肉ってどうやって落とすんじゃー!)、多少ムリヤリにでも全体的に脂肪を落とそうと決意。

せっかくですから、楽しみながら、時には目的と手段を意図的に入れ替えながら、ガジェットやらスマホアプリやらで遊んでみよう、と思い立ち、いろいろ調べてみました。

今回はその中から、特に外部ツール無しでも使えるフィットネストラッカーアプリを比較しての考察についてまとめてみます。対象としたのは以下3つのアプリ。「なぜこの3つ?」と聞かれるとあまり考えていないのですが、Fitbit / Google FitはGoogle Playで検索した上位2つ、Runtasticは日本の友人たちが使っていたから、というだけの理由です。

Fitbit - Android版 / iPhone版


基本的には対応リストバンド/デバイスの存在が前提のアプリですが、基本的な機能はそれなしでも使えるようです。セットアップ時にすっ飛ばせます。


Google Fit - Android版


Google謹製のフィットネストラッカーアプリ。Fitbitをはじめ外部デバイスにも対応、もちろんそれらなしでAndroidスマートフォン単体でも十分な機能を使えます。UIがGoogleのMaterial Designベースで、GmailのInboxアプリと似た使い勝手で心地よいです。


Runtastic - Android版 / iPhone版


フィットネストラッカーとしては割と老舗の部類じゃないかと思います。どちらかというと友人たちとの共有や連携が強い印象、一部の機能は有料版のみサポートです。



いきなり比較表


まどろっこしいことは嫌いな私なので、いきなり一覧表に行きます。◎は完璧、○は実用上問題ないけどもう一工夫欲しい、▲はイマイチ、空欄は未対応です。


各アプリの機能比較
2016/03/20時点の最新版をベースに比較しています
Fitbit Google Fit Runtastic
消費カロリー推定
日・週・月別、エクササイズ別

時・日・週・月別

無料では月別とエクササイズ別のみ
エクササイズトラッキング
ウォーク、ラン、アウトドアバイク、登山、球技、エアロビクスなどに対応
対応リストバンドデバイスで自動判定も

バスケットボールやダイビング等、非常に数多くの種別に対応

バスケットボールやダイビング等、非常に数多くの種別に対応
過去のエクササイズ手動入力
タイプ、日時、運動時間、消費カロリーを入力

タイプ、日時、運動時間、消費カロリー、歩数を入力

タイプ、日時、運動時間、消費カロリーを入力
GPSで地図記録
GPS強度も画面に表示

標準的

標準的
ペースの記録
エクササイズごと、1マイルあたりの分秒

エクササイズごとに時系列で1マイルあたりの分秒
なし
ペースのグラフ化 なし
エクササイズごとに、時系列でペースをグラフ化

エクササイズごとに、時系列でペースをグラフ化
体重推移の記録
小数点1位まで、グラフ化対応、週・月等の推移

小数点1位まで、グラフ化対応、週・月等の推移
なし
体脂肪率、BMIの記録
体脂肪率推移、BMI推移
なし なし
心拍数の記録
対応Fitbitデバイスのみ

汎用Bluetooth接続

汎用Bluetooth接続
睡眠トラッキング
対応デバイス必要
なし
別アプリで対応
心拍数の記録
対応Fitbitデバイスのみ

汎用Bluetooth接続

汎用Bluetooth接続



以下、アプリごとにUIを見てみます。


Fitbit - Dashboardが表示かつメニュー、分かりやすいUI

Fitbitスマホアプリのスクリーンショット
左から順に説明します。


  1. ダッシュボード:基本的な情報はすべてここにあり、項目をタップするとその詳細に入ります。例えばスクリーンショット一番下の「2.92km Run」をタップすると、右から3番目のエクササイズ履歴が見られます
  2. 体重グラフ:目標を設定しておくと、それに向けて今どのような体重推移になっているのかが見られます。体脂肪率も登録可能
  3. 睡眠履歴:Fitbitデバイスが睡眠を検知するとここに記録してくれます。日ごとに何時間寝たか、そのうち熟睡できている時間がどの程度かを見られます
  4. エクササイズトラック:運動するごとに、どこをどのくらいの時間どのようなペースで行ったかを見られます。ここをタップするとさらに詳細も。
  5. BMI値推移:体脂肪率を記録できるFitbitならではでしょうか。標準値も表示されます。
  6. ランのペース:個人的にちょっと不満なところ。Fitbitでは、ランのペースは区間ごと(おそらく1マイルごとかな?)にどのくらいの分秒であったかを表示するのみで、かなりザックリしています


全体的にUIも整理され見やすく使いやすいのですが、ランのペース表示を時系列で出してくれるともっと参考になるかなぁ、と思います。


Google Fit - Material DesignのUI、シンプルながら充分な機能


Google Fitのスクリーンショット
こちらも左から。


  1. ホーム画面。日常のウォーキングがグレー、エクササイズが紫で表示され、その日の運動量が視覚的に分かりやすく表示されます
  2. 右下の+マークをタップしたところ。GmailのInboxと同じUIで分かりやすいです。体重の測定結果もここから登録可能
  3. エクササイズ履歴画面。日別の運動量がホーム画面と似たUIで表示されます。タップで詳細へ
  4. エクササイズ詳細。日時、運動時間、距離、カロリー量などが整理されて表示されます
  5. エクササイズ詳細続き。個人的なお気に入りは、ペースの折れ線グラフ表示。私が走っては歩いてを繰り返していることがバレバレです…が、継続して走れる方には大変参考になるのではないでしょうか


直感的なUI、充分な機能、なかなかのスグレモノです。さすがGoogle、iPhone向けアプリが用意されていないのが残念なくらいです。


Runtastic - ほぼ有料会員前提、ソーシャル機能充実か


Runtasticのスクリーンショット。黄色い☆マークは有料会員向け機能です

同じく左から。


  1. ホーム画面。「これ起動するのはエクササイズ開始直前だよね?」と言わんばかりに、エクササイズ開始画面が表示されます
  2. メニュー。履歴や統計データなどが表示されます。まぁ普通かな
  3. エクササイズ履歴。エクササイズ単位で表示されるため、同じ日に複数の運動をすれば、ここで別々に表示されます
  4. エクササイズ詳細。時間、運動量、カロリー等、必要十分です
  5. ペース表示。こちらもGoogle Fitと同様、時系列でペース推移が見られます

基本機能は無料で使えますが、込み入った機能を使おうとすると別アプリや有料会員化が前提です。周囲にユーザーな友人がいる方はきっと楽しいと思います(ええ、私はぼっちランナーですが何か)。



オマケ:バッテリー消費量比較


こちらは、1回のエクササイズで同時にFitbit / Google Fit / Runtasticを起動し、30分ほどかけて3kmほど走った後に各アプリがバッテリーのどの程度を消費したかを記録して比較してみました。あくまで1回のエクササイズだけですので、統計的には必ずしも正しくない比較ではあります。あくまで参考程度に。


赤く囲った部分でお分かり頂ける通り、Runtasticが最も省電力であることがお分かり頂けると思います。とはいえ、今のスマホで最もバッテリーを食うのは液晶表示。頻繁に画面を開いたりしない限りはそう気にすることもないのでは…と思います。たかだか30分で2%未満ですから。

ちなみに少々脱線しますが、バッテリー消費量の計測に使ったのはGSam Battery Monitorというアプリ。「最近、Androidのバッテリーがすぐ減るんだよなぁ…」という方は、入れてしばらく様子を見るとアンインストール候補が見つかるかもしれません。
(ありそうな話として、起動時間の長いソーシャルメディアアプリとAndroid OS本体ばかりが上位、という話になりかねませんが…)







考察


と、いうことで、結論です。

友達が多い人はRuntasticいいかもね
でもぼっちランナーにはGoogle Fitがオススメよ
リストバンドデバイス持ってる人は、それに付随するアプリ使うのが一番いいよね

ちなみに私はGoogle FitのUIが気持ちいいのとFitbit持ってますんで、この2つを同時に使っていこうと思っています。Fitbitがペースの時系列表示に対応してくれたらそっちに一本化かな。

と、いうことで、似たようなアプリでも意外と差があるのね、というお話でした。


蛇足


走り始めて2週間、どういうわけか体重がうなぎ上りです…。走った後は飯が美味い気はしていますが、食べる量はあんまり変わっていないはずなんですけどねぇ…。まぁ、体力がついてきている実感はあるので良しとしていますが、しかし解せぬ。