投稿

9月, 2016の投稿を表示しています

ランナー向けGPS Watchを比較してみた

イメージ
色々あるんだけどさ、どれが良いのよ? 2016年8月に発表されたGarmin Forerunner 35。$200で高感度GPS搭載のエントリーレベル機です。 カジュアルランナーには必要十分な機能がついているのではないでしょうか。 出典:Garmin社プレスリリースより 2016年3月から、ダイエット(と、フィットネストラッカーで遊ぶこと)を目的にランニングしているわけなんですが、どうも本格的に10マイル16kmとか走るようになると、どうしてもスマートフォンでアクティビティトラッキングすることに限界を感じてきていまして。 スマホのGPS信号受信感度って決して高くなく、ちょっとした木陰に入るとシグナルロストして走った距離がすぐ不正確になる そもそもスマホを身に着けて走るとバッサバッサ揺れて邪魔 ペースとか、ゴールまでの距離とかを見る時わざわざ取り出してアンロックしてとか煩わしい そんなわけで、スマートフォンをクルマや家に置いたままでトラッキングできる、GPSウォッチが欲しいな、と。 しかし、今まで持ったことがないカテゴリの商品なので、どう選んでいいのかわからない。基礎知識をつけるためにも色々調べて絞り込んでみました。 で、私の結論は、というと 先に結論を書いてしまうと、2016年9月現在、私にとってベストの選択は「 Garmin Forerunner 235 」でした。2016年1月発売、まだ次モデルが出るにはもう少し時間がかかりそうな時期ですね。 Garmin ForeRunner 235 出典:Garmin社プレスキットより なお、この種の商品選定の常ですが、どんな機能を必要とするか、どんな見た目が好みかは人それぞれかと思います。ご自身で色々と調べてみる中で、このポストが少しでも参考になれば幸いです。 まず、自分がどんなものが欲しいのかを理解する 自分、どれが欲しいんだろう? 全く新しいカテゴリの商品を買うときって、選び方も良く分かりませんよね。もちろん「見た目の良さ」という、とっても分かりやすいポイントはすぐ分かるものの、どのくらいの値段を支払うのが妥当なのか皆目見当がつかない。 こういう時は、とっても一般的な言葉でググってメディアのレビューなどを読むのがオス

クルマはさらに賢くなる…?Automatic Pro

イメージ
ちょっとだけ変わりました、Automatic Proで Automatic Pro。アダプターが金色になりました このblogを始めた頃に書いた Automaticの記事 を覚えておられる方は少ないでしょうが、今年に入ってから私のクルマは常にスマートフォンに接続され、どこからどこまで運転したか、走行距離は、燃費は、といった情報がAutomaticのDashboardに保存され続けています。 私のAutomaticでの走行記録。何月にどこに行って、どのくらいの燃費だったかなどがつぶさに分かります。 さて、今年の8月にそのAutomaticの第3世代、Automatic Proが発売になりました。これまでのAutomatic(無印)は$99.99でしたが、Proは$129.99。 世代ごとの違いは… 第一世代:BlueToothでスマートフォンに繋がり、情報をインターネットに送れる 第二世代:単独でGPSを搭載 第三世代:単独でGPSと3G回線を搭載、データ送信にスマートフォンが不要に といったところです。正直、第三世代の機能を必要とする人がどれだけいるだろうか…とは疑問に思いますし、私もホントにこれ要るか?俺はクルマ乗るときは必ずスマートフォン持ってるぞ?と一瞬疑問に思いましたが、次の瞬間にはなぜか購入していました。不思議なものです。 今回は、このProを1ヶ月ほど使ってみての所感をまとめてみようと思います。 製品概要 Automaticシリーズを使って何ができるかは以下の過去記事を参照頂くとして…、 Vol.1 こんなこと分かっちゃうんだ編 Vol.2 セットアップ編 Vol.3 つなげた編 ここではPro版で変わったところをピックアップします。 1. 3G回線搭載 一番大きいのはこれでしょう。$129.99の値段の中に、5年間、データ量無制限で使える3G回線契約が含まれています。GPSは第二世代から搭載していたので、3G搭載により、Automatic Proアダプター単体でクルマの情報をインターネットに送信できるようになりました。 …ただ、この機能を必要とするのは通常はごく限られたユースケースのみでしょうね。例えばタクシー会社がドライバーのスマートフ

Crowdfundingレポート - NiftyX : ブレスレット型スマホ用USBケーブル

イメージ
意外と便利よ、意外と。うん、意外と。 世界初のモバイルバッテリー付き革製ブレスレット型ケーブル… 出典: NiftyX Indiegogoキャンペーンページ より World's 1st Leather Bracelet Cable with POWERBANK   世界初、モバイルバッテリー付き革製ブレスレット型ケーブル 最初に言っておきます。我ながら物好きだな、と。だって安かったんだもん。 …普通の人はあんまり買わないよね。 しかし、どういうわけか私の物欲が思いっきり刺激され、Indiegogoで見かけた次の瞬間にはお金払ってました。でも、結構便利に使っていますよ。 今回はこの製品についてと、工芸品的な側面のあるこの商品のクラウドファンディングキャンペーンについて見ていこうと思います。 NiftyXとは? 「世界初のモバイルバッテリー付き革製ブレスレット型USBケーブル」という説明で終わってしまうように見えますが、実はそれだけじゃないんです。 私が購入したのは、以下の2種類。それぞれiPhone/iPad用のLightningタイプとAndroid等用のMicro USBタイプがあります。 NiftyX Awesome Bracelet (NAB) : バッテリーなし。端的に言うとブレスレット型USBケーブル NiftyX Lifesaving Bracelet (NLB) : バッテリー付きのブレスレット型USBケーブル 上からNLB(Micro USB)、NAB(Micro USB)、NAB(Lightning) レザー部分の見た目はこれ以外にも何種類かあります ケーブル自体はごくシンプルな構造。一般によくあるケーブルの端子とまったく同じです。 NAB(Lightning)のコネクタ部分拡大 ただし、もちろんブレスレットとして機能するための工夫があります。拡大写真を見て頂くと、USB A側(パソコン側に挿す方)に小さなヘコミと端子周辺に盛り上がりがあり、Lightningコネクタ側(スマホに挿す方)に小さなデッパリと溝があります。 ジョイントを接続した状態。割とフラットになります これらがパチンとかみ合うことで、ブレスレット

Crowdfundingレポート - Mifold: コンパクトチャイルドシート

イメージ
子供のいる家庭には、かなり便利なアイデア商品 一言で言うならば、折りたためるチャイルドシート、です。 出典:mifoldサイト Free downloadページ より 昨年来、いくつかのクラウドファンディングプロジェクトに出資してきて、今年の後半になってそのプロジェクトの成果が私の手元に届くようになってきました。順次、いくつかご紹介していきますが、その第一回目として扱いたいのが、こちら Grab-and-Go booster seat, つまり「持ち歩けるチャイルドシート」 Mifold です。 ここでは、Mifoldの製品紹介と、そのクラウドファンディングプロジェクトの経緯について書いてみようと思います。 Mifoldとは? 冒頭にも書いた通り、Mifoldとは「折りたたんで持ち運べるチャイルドシート」です。写真を見て頂くのが一番わかりやすいでしょう。以下3つは、いずれもMifold Webサイトの フリーダウンロードギャラリー からのものです。 折りたたむと、クラッチバックくらいのサイズと重さ。サイズは25cm × 12cm × 4cm、A4用紙の4分の1より一回り大きいくらい。重量は750gと、そこそこしっかり。安全性のためでしょうか、見た目よりはずっしりとした重さがあります。 サイズ感はこのくらい。隣はiPhone 5sです。 折りたたんだ状態。ベルト部分はシートベルトの肩にかけるストラップ 開いた状態。左右の腰ベルトをひっかける部分は3段階に伸縮します 我が家の6歳の息子、身長120㎝が装着した様子はこんな感じになります。 本人と私の所感は以下の通りです。 ○:割としっかりしてる。シートが小さく暑い日でも体温がこもりにくく快適 ○:何といってもコンパクト ○:装着もそんなに難しくない。肩と右手側の腰ストラップはそのままにして、シートベルトフックをつけてから左手側ストラップを装着すれば済む ×:高さがないから窓の外が見えにくい ×:座った後に動くと座面が少し動いちゃう(上の写真でもお尻の後ろに少し回り込んでしまっています) もちろん安全性そのものは評価できませんが、少なくともシートベルトの固定位置