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Voice Assistantたちの国境、という話

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便利ですよ、実際のところ Amazon Echo Dot、Alexa対応スピーカーの最廉価なモデル。定価でも$49.99、セールだと$30とかで買えたり。 出典: Amazon Press Room より 日本でもスマートスピーカーが徐々に立ち上がりつつありますね。ここカリフォルニアはサンフランシスコも、2年ほど前からでしょうか、スマートスピーカーが盛り上がってきています。 私もAmazon Echo Dotをとある方からプレゼント頂いたのと、Android端末であるGalaxy S6 EdgeのGoogle Assistant、iPhoneのSiriとそれぞれ三つとも使っています。まだまだ「使いこなす」レベルではないですが、以下のようなシーンで活躍しています。 毎朝、起きてすぐ、洗面所に置いたEcho Dotに「Alexa、今日のサンフランシスコの天気は?」と「Alexa、今日の予定は?」 通勤のクルマにて「Ok, Google. 駅までのナビして」「Ok, Google. 道は混んでる?」 仕事中に「Siri, ○○に電話して」「○○にFaceTimeして」 まぁ、最後のは手で打ってもさしたる手間はないんですが、朝の天気予報、予定確認、それにクルマの中での完全ハンズフリーは本当に快適です。慣れてくると、逐一キーボードで打つのが面倒に感じるくらいに。特に誤打の修正が面倒なスマホですから、英語の発音をちょっと頑張る方がまだマシに感じます。 一方で、音声だけでできることには限界があるのもまた真実。特に感じるのは、各「 帝国 」の「 国境 」の存在。今回のブログエントリでは、この「国境」について問題提起してみたいと思います。 私が感じた「国境」とは ここでいう「帝国」とは、Google、Apple、Amazonのそれぞれのエコシステムというか、それぞれの世界を指しています。 例えばGoogle帝国にはAndroidスマートフォンがあり、Google Mapsがあり、Gmailがあり、Google Calendarがあり、Google Homeがあります。 そしてAppleにはiPhone/iPad、iTunes、Siriがあります。 AmazonにはPrime Video/Music、買い物データ