2021/04/18

2021年4月に日本から米国に入国した話

必要要件はシンプル

 

カリフォルニア州が定める入国時の制限(出典はこちら

 

2021年4月17日に日本からカリフォルニアに戻ってきました。この入国に必要だった手続きを記録しておきます。今後、日本からカリフォルニアに入る方の参考に少しでもなれば幸いです。

 

※いうまでもないことですが、こうした制限は時々刻々と変化しています。ご自身の渡航のタイミングで最新情報をチェック頂きますようお願いします。

 

ザックリまとめると、以下の通りです。

  • 渡航日から3日以内に実施した検査の陰性証明、もしくは直近90日以内にCOVID-19に感染し快復したという医師の証明
  • ワクチン未接種の場合、米国到着後3~5日以内に検査を受ける
  • ワクチン未接種の場合、検査結果に関わらず7日間の自主隔離(検査を受けていない場合は10日間)

 

検査に対する要件

 さて、日本にいる間にやらなければいけないことは陰性証明書の取得です。4/14時点で、CA州は「ワクチン未接種であれば出発の1~3日前に検査を受けること」とあり(下記、黄色のハイライト)、ワクチン接種済みの私向けの規定はないように見えます。しかし、平行して「CDCのガイドラインに従え」とも記載があります(同、赤のハイライト)。

 

CA州のTravel Guideline


で、CDCのOrderを確認すると、2021年1月28日付にて以下のような記述になっています。

 

CDCのOrder

ちょっと表現が微妙なのですが、「... must be a viral test that was conducted on a specimen collected during the 3 days preceding the flight's departure from a foreign country (Qualifying Test).」とあります。つまり、出発日の3日前に採取された検体を用いたテストで陰性であること、という規定です。


この「出発日の3日前」がなかなか微妙なのですが、私の場合4/17 18時のフライトなので、3日前というと4/14となります。よって、4/14に検体を採取すればよいようです。

(日本への入国は「搭乗便の72時間前」という表現だったので、例えば4/17の18時のフライトで日本に来る場合、4/14の18時以降に検体採取が必要です。日本の方がより短い時間枠を設定している、ということになろうかと思います)


日本で受けられる検査サービス

「PCR検査 海外渡航」などで検索すると山のようにサービスが出てきますので、タイミングや費用、お好みの検査方法(病院や検査施設を一切訪問することなく検査が完結するサービスもあります)を選んでいただくのが良いと思います。


私は、本当なら病院などを訪問し、検体採取時間をコントロールでき(=確実に米国が求める要件を満たす)、かつ検査結果と証明書を翌日以降にメールで送ってもらう)サービスを探したのですが、そうした対応のものは見つかりませんでした。


 また。病院を訪問するタイプの検査はおおよそどこも3万円以上の費用が請求され、保険が適用できない検査としては少々フトコロが痛みます。このため、郵送事故の不安はあるものの、検体を郵送で送り結果をメールで受け取る「にしたんクリニック」の検査を受けることにしました。

 

クリニック自体は美容整形外科のようですが、商売が上図なようで、電車内の中吊り広告でも宣伝していたりと商売っ気マンマンです。しかしながら、サービスとコストの観点から決して悪くないサービスと思います。もちろん、検査をきちんとやってくれているかはこれはもう信じるしかないわけですが…。

 

検査費用は16,500円+陰性証明書5,500円+検査キット送料550円で税込み22,660円、これに検体採取後に送る費用が掛かります。後述しますが、私の場合は検体採取を4/14の夕方遅くに実施したため(陰性証明書の発行にはビデオ会議を繋いで看護師が見ている前での採取が必要)、米国入国の要件を満たすには「ゆうパック翌日午前着指定」が必要で690円かかりました。これは検査キットの中で案内されている方法とは異なるため、注意が必要です。

 

申し込みから検査結果受領までの流れ

 

検査キット。Webでの申し込みの翌日に届きました。


検査の流れは以下のようになります。カッコ内は出発日からの日数です。


4月2日朝(-15) 検査の申し込み、支払い

4月3日午前(-14) 検査キット到着

4月14日18時半(-3) Google Duoで看護師さんと繋いで身分証明書で本人確認、検体採取

4月15日午前(-2) ゆうパック 翌日午前着指定で検体を発送

4月16日午前(-1) 検体が無事に配送されたことを確認

4月16日夕刻(-1) 検査結果と陰性証明書が別々のメールで届く


 

私のミスは検体採取のためのGoogle Duoによるビデオ会議の時間予約でした。てっきり日本と同じく出発便の72時間前が要件だろうと思い込んでいたため4/14の18時以降で予約を取ったのですが、前述の通り米国の指定は「出発日の3日前」のため、4/14のもっと早い時間、郵便局が開いている時間に検体採取をしても問題なかったはずです。


もしそれができていれば、検体採取後、すぐに郵便局に持ち込んで送れば、おそらく検体の発送費を300円くらい削減できたかな、と思います。 しかも検査キット同梱の返送箱がかなり小さく、ゆうパックの送り状を貼り付けできないため追加で封筒も購入せざるを得なくなるという体験もしました…。無駄や。

 

まぁ、ゆうパックにしたことで確実に到着する保証もあるし、トラッキングもできるし、で良かったかな、とも思っていますが。

 

キットの返送箱。普通郵便や速達でよければこのまま出せます。


陰性証明書とチェックイン

検体の配送完了通知から6時間ほどで、メールにて陰性証明書が届きました。

 

日本に入国する際には検査結果の紙が必要でその紙も入国審査の前に回収されましたが、米国側は「紙または電子的な形」と書かれているので、必ずしも紙は必要ではないようです。ただ、何かトラブルがあっても嫌なので、私はセブンイレブンのコピー機で印刷が可能なセブンネットプリントサービスで印刷しておきました。陰性証明書をメールで受け取ったら、そのままスマホから印刷をかけられるので便利です。

 

陰性証明書。万が一を考えて印刷しておきました

また、私が利用したUnitedは、そのマイレージ会員向けのアプリの中で陰性証明書のPDFをアップロードすることができます。一応事前に実施してはおいたのですが、結局手荷物を預ける際に「見せてくれ」と言われました。その際は紙でなくともよいとのことなので、印刷は非常時用(e.g. スマホの電源が入らない、等)目的のみですね。

 


 チェックインについてはいつもの通りスマホアプリまたはKioskで可能です。いつもとは異なり、こんな感じでの「陰性証明書を持っている / 医師の署名入りの回復証明書を持っている」や「機内でマスクを着用することに同意する」といったステップが追加されていました。

荷物のチェックインや保安検査、出国審査等は特に変わったところはありません。いつも通り、顔認証ゲートでサクッと通過。


 

米国での入国手続き

さて、機内からSFO着陸後の流れは、びっくりするくらいいつも通りでした。


・機内で追加書類なども配布されない(税関申告書類のみ)

・入国審査もいつもと変わらず

・体温測定すらない

・手荷物受取後も特別な検査なし


アメリカは渡航者の陰性証明書のみで入国できる状態です。すでに国内で蔓延しており水際対策はすでに遅い、という判断なのでしょうか。あるいは、ワクチンの普及に全力を挙げて取り組んでおり、集団免疫獲得が先、という判断なのでしょうか。


なんにせよ、苦労が少ないのは良いです。

私はワクチン2回目も接種済みなので、これ以外何もありません。帰国後の自主隔離も不要。

冒頭のスクリーンショットにある通り、未接種であれば3~5日以内に検査を受けること、その検査で陰性であれば7日間、ないし未検査であれば10日間の自主隔離が必要ですが、それを追跡するアプリ等もありません。




以上、米国への入国手続きの記録でした。今後、日本から米国に戻られる方の参考に少しでもなれば幸いです。


2021/03/29

2021年3月に米国から日本に入国した後の話 その1

 滞在3日目にして初の動きが

滞在3日目にして初めて届いた連絡メール
 

2021年3月27日に日本に入国し、空港近くの滞在先にて自主隔離して3日目となりました。実は今までは一度も国や関連機関からのコンタクトがなく「あれ、俺なにかアプリの設定間違った?」と思ってSkypeやテキストメッセージの受信状況なども確認したのですが、問題なし。


何も連絡ないけれど大丈夫か…と思っていた折、滞在3日目の朝11時に、厚生労働省のドメインから上記のようなメールを受信しました。

リンク先はカンタンなアンケートで、熱はないか、咳やノドの痛み等の症状が出ているものが同行者含めていないか、という確認でした。それだけ。それを、同日の14時まで(つまりメールの受信から3時間以内(!))に回答するように、という内容。なかなか厳しい。


そして、そのメールから遅れること2時間ほど。次は所在地確認に関するメールが届きました。


OSSMAではなくOEL(Overseas Entrant Locator)を使うように、と

所在地確認方法の変更に関するメール


所在地確認をOSSMAアプリではなく、OEL(Overseas Entrant Locator)という新しいアプリを使って行うのでインストールし、ログインするように、との内容でした。ログインのための情報もメールに記載されています。


また、前述のアンケート回答後に厚生労働省からの新たな告知文書へのリンクがあり、OELの案内に加え、ビデオ通話アプリをSkypeだけでなくWhatsAppも認める内容が書かれていました。その文書が2021年3月26日付です。


私が空港に着陸したのは2021年3月26日の朝4時頃、入国審査を終えたのは5時半頃なのですが、どうやらその数時間後には、方針変更が公式にアナウンスされたようです。

 

前回のポストに記載した、私が入国した際の案内文書は2021年3月5日付でした。そこには、まだLINEによる健康確認が案内されていましたが、それも3月20日時点ではLINE使用不可となったようなので、本当に週単位でアップデートがなされているようです。

 

状況に応じて迅速に対応していて好感が持てる、という評もあるでしょうし、コロコロと変えているので追跡が大変、という意見もあるでしょう。とにかく、その都度最新の情報を、情報の一次ソース(厚生労働省、外務省、出入国在留管理庁など)を当たるのが一番でしょうね。

 

 

OELによる位置確認

 

OELのチェックイン画面

 OELアプリのログイン情報はアプリの案内とともに送られてきました。そしてログイン後、スマートフォンのGPSを使って、あたかもFourSquareのチェックインかのような形で「自主隔離期間の滞在地でチェックイン」するよう求められます。なかなかに厳密な居場所のチェックを行うようですね。

 

各種対策を実効性のあるものにしようという強い意思が垣間見えます。

 


2021/03/26

2021年3月に米国から日本に入国するための必要手続き記録

【2021年3月29日追記】 厚生労働省の3月26日付発表に基づき、OSSMAの代わりにOEL(Overseas Entrants Locator)を使うよう追記しました。また、入国後の経過を補足ポストに追記しています。
 
 

乗る直前まで気が休まらない、乗った後も色々ある

外務省指定の有効な出国前検査証明フォーマット


いくつかの「やんごとなき」事情があり、どうしてもサンフランシスコから日本に一時帰国しなければならなくなりました。


折しも日本の外務省が「型コロナウイルス (日本の水際対策強化/出国前検査証明の要件緩和) (3月12日)」(リンク先はサンフランシスコ日本国総領事館のサイト)を出し、

  • 出国前72時間以内に受けたコロナウィルス陰性の証明書がないと航空機への搭乗を拒否される
  • 検査証明書も、所定のフォーマット、または任意のフォーマットでもパスポート番号や医師の署名など所定の情報が含まれる必要がある
などなど要件を厳しく設定しています。


さらに、米国でのCOVID-19検査は、だいたいのところが検査から結果の通知までの時間を「早ければ翌日、だいたい3日以内」など、あまり明確にしていません。このため、出国前に検査を受けても搭乗前に間に合わない可能性もある、といった状況です。


これに加えて、厚生労働省および外務省は「新たな水際対策」「入国後の連絡手段確保」「位置情報確認」などを目的とし、様々な策を講じています。

そんな中、私は無事に要件を満たすことができ、日本行きの飛行機に乗り、無事に日本に入国することができたので、これに向けて調べた諸々の状況を記録として残しておこうと思います。

私も、飛行機に乗れることが確定的になったのは搭乗の当日です。ヤキモキしましたが、そういう気持ちを少しでも和らげる助けになればと思います。

※なお言うまでもありませんが、ここに記載した内容はあくまで2021年3月の私の経験に基づくものであり、状況は時々刻々と変化しています。数か月後にこの情報が当てはまらない状況になることも考えられますので、ご自身の出国時は最新の情報を参照してください。



出国前検査の選択肢

 
事前に調べたところ、出国前検査には以下の選択肢があることが分かりました。

  1. 当日ないし翌日に、日本が求める書式に対応した形で検査結果を出すことを約束しているところで検査を受ける(デメリット:特急対応なので費用が高い)
  2. サンフランシスコ空港の検査場で検査を受け(予約があれば15分で結果が出る模様)、その内容を日本が求める書式に整える(こちらも保険は効くが費用は高め)
  3. 市中の無料検査を受け、日本が求める書式に整える(低コストで済むが搭乗に間に合う保証がない)

1の当日または翌日に検査結果を出してくれるところには、San Franciscoダウンタウンにある MY DOCTOR MEDICAL GROUP があります。翌日に結果を通知、日本が求める書式への対応を約束してくれて、総額 $365(検査) + $35(書式対応)=$400 とのことです。


2の空港の検査場はこちらに案内があり、費用は $261 とのことです。


私はなるべく費用を抑えたかったのですが、日本に行けなくなっても困るので、3 →検査結果が間に合わなければ 2 の二段構えにしました。

幸い空港の検査場での検査は事前予約こそ必要ですが支払いは当日の検査時でOKとのことでしたので、2で出国前日の検査を予約だけして平行して3を進めました。


日本が求める書式への対応


当地の日本人医師により、日本が求める書式に整えるサービスが提供されていることが分かりました。

  • Mountain Viewにある「こばやしクリニック」のコロナ証明書発行サービス…オンラインで依頼、検査証明の受け取り、支払いが完結します
  • San Mateoにある「日本ベイクリニック」…詳細を把握していませんが、陰性の検査結果を持ち込むと書式を整えてくれるようです

ただし2021年3月15日以降、

米国については、医療機関や検査機関など米国で検査証明書の発行権限がある機関において、医師や検査技師、看護師など権限のある者により作成された検査証明については、医療機関等のレターヘッド及び氏名の印字があれば、印影や署名がなくても、日本入国の際の検査証明書として使用することが可能となりました。

     ※サンフランシスコ日本国総領事館のWebサイトより引用 


とあり、 米国からの出国については医師のサインは不要、パスポート番号等も出国者による手書きでOKになったようです。しかし、私が検査を受けた病院は検査結果がどのような書式になるかは公表しておらず、きちんと整うか不安がありましたので、こばやしクリニックのサービスを依頼しました。



航空機搭乗までの実際の流れ


カンタンにまとめると、二段構えは以下の通りです。
 

Plan A: 病院による検査を出国の64時間前の3/23に予約、検査結果が3/25までに届くことを期待して、こばやしクリニックの証明書発行サービスを3/25で申し込み
 →すべてうまくいけば3/25中に証明書を受け取れる

Plan B: 当日結果が出るSFOのオンサイト検査を朝一番で予約、結果が出次第すぐにこばやしクリニックに送付し証明書を受け取る
 →追加でSFOでの検査費用はかかるが、もしPlan Aの病院での検査結果が間に合わなくても3/25中に証明書を受け取れる


これで、費用はさておき、証明書は少なくとも間に合い搭乗はできるだろう、というわけです。


実際の流れは以下のようになりました。結果、Plan Aの範疇で収まりました。


3/23 9am: 病院にてドライブスルーで検査(クルマに乗ったまま、窓越しに鼻をグリグリと)

3/25 2am: 寝ている間にメールで結果が出ている通知が届く

3/25 6am: Webサイトにログインすると検査結果が出ていて無事に陰性。その内容をPDFにしてこばやしクリニックにメール送付

3/25 8:30am: こばやしクリニックより、外務省指定のフォーマットに合わせる形で出国前検査証明が届く
 →この段階でPlan Bに行く必要がなくなったので、SFOオンサイト検査をキャンセル



病院での検査結果が出るまでに40時間あまり、まぁまぁのスピードでしょうか。病院での検査は健康保険でカバーされるため自己負担なし、こばやしクリニックの証明サービスの費用のみで片付けることができました。


搭乗後~入国まで

 
さて、 陰性証明があることでスムーズに空港でのチェックイン、ボーディングまでは行われました。乗客も全部で15人弱だったでしょうか、久しぶりにエコノミークラスで4席またいだフルフラットシートでゆっくり休めました。

しかしながら、ここからがいつもと少し様子が違う。通常、機内で渡される入国に関する書類は税関検査官に提出する申告書(縦長の紙一枚)だけなのですが、今回はそれ以外にA4両面印刷の書類が5枚も渡されました。

  • 厚生労働省が指定する「OSSMAOEL」「接触確認アプリCOCOA」「SkypeまたはWhatsApp」をインストールすることについての案内(インストールしない、と答えると「職員が事情を伺います」と説明されている。またスマホがないなら自己負担でレンタルするよう案内されている)
  • 【2021年3月29日追記】厚生労働省より、2021年3月26日以降の入国者はOSSMAの代わりにOELを使うこと、ビデオ通話アプリについてはSkypeに加えてWhatsAppも対象となる旨の発表がありました。
  • アプリインストールし、そのスマホを常に携行し、かつ入国後14日間、自宅又は宿泊場所で待機することについての厚生労働大臣宛ての誓約書(しかも保健所から毎日健康状態の確認連絡がメールまたはSkypeで入るとのこと…)
  • 入国後の連絡先メールアドレス(入国時にメールをテスト送信し受信確認させられる)、Skype ID(テストコールし着信することを確認させられる)、住所などを記入するカード
  • Google Mapsのタイムライン機能で、GPS履歴を残す設定の案内(この記録の提出を求められたら提出する義務がある模様)
  • COCOAの案内

 
誓約書。物々しい…

 

入国直前のチェック

 
 
さらに、これらの書類の記入チェック、誓約書や搭乗時にも見せた陰性証明書の提出、唾液採取によるコロナ検査(各種手続き中に検査に回していて、この結果が出ないと預入荷物を受け取れない) など、かなり厳重にチェック体制が敷かれています。

またスマホアプリ「OSSMAOEL」「COCOA」「Skype/WhatsApp」についても、インストールされていて起動できることの確認、利用規約への同意、またSkypeとメールについてはテスト通話着信、テストメール受信ができることまで確認を求められます(テスト通話も実施し、テストメールも見せるよう言われます)。
 
 
必要アプリ3つについては事前に情報を得ていたので事前にインストールしてあったのですが、ここで一点盲点が。

私のSkype IDは取得したのが確か1997年とかで、ものすごく古いです。このため、ユーザーIDがメールアドレスの形式ではありません。

しかしながら、この誓約書等に記載されたメールアドレスと同一のIDでSkypeで通話ができること、が入国の要件になっていたようで、私は結局その審査の場で新しいSkype IDを取得することにしました。
(厳密には、そのメールアドレスでMicrosoft Accountは作ってあったので、そのID/パスワードを引っ張り出してきてSkypeにログインしました。しかし、そのアカウントに2段階認証を設定してあり、アメリカの携帯電話番号のSMSで受け取る設定でそれが日本で受け取れず…という四苦八苦もありましたが)
 

実際、この場でひっかかることは大いに想定されているようで、チェックカウンターの前にたくさんの丸椅子が並べられ、アプリインストールや設定の援助を行う、日本語ネイティブでないスタッフがたくさん待機していました。


…私は日本のSIMが刺さっているスマホを普通に持っていて、かつ複数台スマホがありパスワードなどもそこから確認したりリセットしたりができる体制だったので何とか抜けられましたが、これ慣れていない年配の方や、日本のキャリアにすぐにはつながらないスマホしかない場合は念入りな事前準備をしないと足止めを食ってしまうと思います。


また、以下の写真にある通り、2021年3月20日より、LINEによる通話・健康確認はできなくなった模様。国外から一部個人情報が見られる状態になってしまっていたことが一因なのでしょうが…んじゃSkypeは大丈夫なんでしょうかね…。
 
 

 
 また、これは事前情報として把握できていなかったのですが、入国直前チェックで厚生労働省のWebサイトにある質問票に回答し(4ページくらいある)、結果のQRコードのスクリーンショットを保存するよう求められます。
 

 
 
これも事前に米国にいるうちにできると思われますので、事前に対応しておくことをオススメします。
ブラウザにQRコードを表示しただけだと消えてしまう(リロードで吹っ飛ぶ)可能性がありますが、スクリーンショットを取っておけば大丈夫なようです。


アプリと質問票等の事前準備まとめ


  • Skype or WhatsApp、OSSMAOEL、COCOAをインストールしておく(全部米国のアプリストアからインストールできました)
  • SkypeのIDは通常使用しているメールアドレスに変更しておき、そのIDがSkypeアプリのアカウント情報で表示できるようにしておく
  • そのメールアドレスを、入国関連書類に記入する
  • 日本に着陸後、すぐに日本のキャリアの電波をつかむSIMを用意しておく。それができないなら、SMSを使った2段階認証はオフにしておいた方が良い(それかメールを使った2段階認証を設定しておく)

これをやっておくと、着陸後のプロセスはだいぶスムーズになると思います。



今後、米国から日本に行かれる方の参考に少しでもなれば幸いです。



2021/01/14

ドメイン参加PCで時刻同期先のTime Serverが Local CMOS Clock になってしまった場合の対処方法

 長らくハマってましたが

 

Local CMOS Clock
ここがLocal CMOS Clockになってしまい、時刻がズレる症状に悩まされ。


会社で使っているWindows PCはほぼすべてActive Directoryに参加させていて、時刻が自動的に同期される設定になるはずなんです。


こちらが正常、というか期待される状態。

一部隠していますが、Time Serverにドメインコントローラーが表示されるのが期待される動作。


調べても w32tm コマンドを使ってゴニョゴニョしたり、手動でTime Serverをドメコンに指定させなおしたり、というあたりが引っかかってたんですが、私が遭遇したケースはどちらでも解決せず。


で、ふとこの問題が出るPCのネットワーク設定を見てみたところ、静的IP指定になっているのはいいんですが(これは意図通り)、DNSサーバーがドメコンになっていない。


Ncpa.cpl > ネットワークアダプタを右クリック > Properties > IPv4 > Properties


ウチで入れているSD-WANのゲートウェイを向いている。SD-WANにて社外DNSと社内DNSを別々に指定していて、社内DNSの名前解決はちゃんとドメコンに向いているのでDNS的にはこれでも問題なく社内・社外ともに名前解決はできている。


ただ、どうもActive Directoryの動作上はよろしくないようですな。


DNSサーバーにドメコンのIPアドレスを直指定し、しばらく待ったら上記の通りTime Serverにドメコンのうちのひとつが設定され、無事に時刻同期が復活しました。


こんなこともあるんですな。はーやれやれ。


これ、リモートワークとかが進んで、長らくVPNに繋がなかったりすると普通に発生し得るよね。Microsoftさん、何とかしてよ。NTPサーバーは別にドメコンじゃなくても良いでしょうに。