2020/12/30

2020年買ってよかったもの8選

2020年も終わりにさしかかり


2020年もいろいろ買いました。巣ごもり需要そのまんまです。



なんだか慌ただしく、ステイホーム生活にも慣れてきた2020年。AmazonやKickstarter/Indiegogoなどの履歴を見ながら、今年買ったものの中から「これはよかった!」となったものを8つほど抜粋してご紹介します。

(なお、リンクはすべてアフィリエイトなしです。安心して踏んでください)


1.ウェアラブル部門:Amazfit X

Amazfit X Black
スマートウォッチのマイベスト、Amazfit X
Indiegogoにて$159で入手。現在は$329.99
(出展:us.amazfit.com)


個人的興味からウェアラブルデバイスはいろいろと買い集めており、特に腕時計型・フィットネスバンド型のものは実益を兼ねていろいろ検証しています。その中で、最もヒットしたのがこのAmazfit Xです。現在も毎日毎晩、入浴中以外は私の右腕に装着されています。

他に所有しているものと比較して、圧倒的に価値が高いと感じるのは以下です。

  • スマートフォン通知を日本語で表示可能 vs. Garmin ForeRunner 235は日本語が□に文字化け
  • ディスプレイサイズが大きく見やすい vs. Mi Band 5は安いし軽くてよいがいかんせん小さい!
  • ランニングトラックしなければ圧倒的に電池が持ち、5日間充電不要 vs. Nubia Watchはゴツイし全然電池が持たない
  • 単体でタイマー、ストップウォッチ、天気予報、カレンダー予定確認、アラームをこなせる vs. Amazon Haloはセンサー専用で単機能すぎる

また、物理ボタンがなくスリークなデザインで、ディスプレイ消灯時は黒の一体型のリストバンクルのように見えます。ウォッチフェイスも落ち着いた色のものがあり、スーツなどに着けても違和感ないと思います。お気に入りです。



2.在宅勤務部門その1:コーヒーウォーマー

マグカップを乗せると電磁的に中身を温めてくれる台座。
Amazonにて$20.99で入手。安いわりに大活躍
(出展:Amazon.com)

もともとオフィスでも自宅でも一日3杯分くらいはコーヒーを飲むんですが、だいたい温かいうちには飲み終わらず、朝淹れたコーヒーは昼前に、昼食後に淹れたものはオヤツ時間にはアイスコーヒーになるんですよね。夏の暑いうちは透明なガラスコップに移し替えて金属製アイスキューブで冷たくして飲んでたんですが、寒くなってきた晩秋くらいから、ちょっと何とかならんかな、と思いまして。


で、スターバックスでも販売していることで有名なEmberという充電式加熱マグも見たんですが、$129.95は高いなぁ、と。

もともとの製品である充電式加熱サーモボトルは、持ち歩いていても温かさキープというので価値はあると思いつつも、家にいるなら充電式である意味もそんなにないよね、と。それでも$179.95は高すぎるけど。


で、Amazonを探して見つけたのがこちら。マグの重さで本体が沈み込むことでスイッチが入り、マグを取り除くとスイッチが切れるスグレモノ。電磁式加熱なので熱くなりすぎず、安全です。加熱は50℃ちょっとまでですが、熱すぎずヌルすぎず、ちょうど飲みやすい温度です。カフェインないと集中できない方、オススメです。



3.在宅勤務部門その2:デスクトップスタンド

ラップトップと液晶モニタを乗せているスタンド
これのおかげで肩こりとは無縁、PC類やキーボードを下に保管できるので机を広く使えます。
Amazon.comにて$24.99で入手

在宅勤務を開始してすぐに自分の机を用意、そこで手に入れたのがこちら。ノートPC内蔵のWebカメラの位置も上がり目線が合いやすく、自ずと姿勢もよくなるので肩こりも激減。下にPC類やちょっとした文房具トレイを入れておけるのでスペース効率も良いです。Amazonにて$24.99で入手。これは本当に買ってよかった。


4.在宅勤務部門その3:ヘッドセット Jabra Evolve2 65

マイク付き無線ヘッドセットJabra Evolve2 65。接続も安定、音質も良い。
専用USBドングルとBluetoothで同時に2デバイス接続可能。
Jabraオンラインストアにて$299で入手
(出展:jabra.com)


こちらは在宅勤務開始から半年くらいしてから入手。それまでAnker Soundcore Strike 3($49.99で入手)というゴツいゲーマー用ヘッドセットを使っていました。耳当て部分にクールジェルが入っていて不快感も軽減され、長時間使っていても他の安いものよりはよかったのですが、それでもさすがに2時間3時間つけているとアタマや耳の周りが痛くなって来ること、かつ有線接続は安定していて素晴らしいのですが、電話会議中にPCの前から全く離れられないのもちょっとどうかな、と感じることが幾度か。

で、このJabra Evolve2 65を入手してからというもの、もう快適すぎて。専用ドングルとBluetoothで2台の機器と同時接続できるから、PCとスマホ両方につなぎ、スマホから音楽再生、オンライン会議に入る際には切り替え作業などなく音楽を止めてオンライン会議に入るだけ。しかもマイクを跳ね上げると自動的にミュートになる機能が非常にスグレモノ、ZoomやMS Teamの場合はそのミュート状態がアプリを通じて相手にも表示されます。ミュート・アンミュートが非常に直感的で素早くできます。

さらに充電も長持ち、標準では13時間ほど連続運用可能。使っていないときにはスタンドに乗せておけば充電されるので、バッテリー残量を意識したことはありません。

ヘッドセットとしてはかなり高級な部類に入りますが、その価値はある逸品です。


5.在宅勤務部門その4:ヘッドセットフック

このフックがあれば使っていないときのヘッドセットを机の端っこにぶら下げておけて、
邪魔になりません。Amazonにて$12.99で入手
(出展:Amazon.com)


有線式ヘッドセットを使っていた際に、オンライン会議後、置く場所に困りますよね。かさばるし。何か良いソリューションはないかなー、と探していたら見つけたのがこちら。

机の端っこにつけておけば、使っていないヘッドセットをぶら下げておけて邪魔になりません。私の分と、リモートラーニングで使う息子の分を2つ買って、重宝しています。


6.スマートホーム部門その1:Kasa スマートプラグ&ライトスイッチ

TP-Linkのスマートライトスイッチ。既設の壁スイッチを外し、配線を付け替える必要がありますが
作業はさほど難しくありませんでした。
Amazonにて$17.99で入手(現在は$13.99)。スマートプラグ$12.99も併用してます
(出展:Amazon.com)

在宅勤務で家にいる時間が長くなったので、少しでも自宅を快適にしようと思いまして。家族3人のそれぞれの机があり、食事もとることになるリビングダイニングの電気すべてを音声操作できるようにしてみました。


「ねぇGoogle、お父さんの机の電気をつけて」

「ねぇGoogle、キッチンの電気と玄関の電気をつけて」

「ねぇGoogle、寝室の電気を消して」

「ねぇGoogle、すべての電気を消して」


いちいちライトスイッチのところに行かなくても電気をつけたり消したりできるのは意外にも快適です。出かける前に「すべての電気を消して」で全消灯もラクチン。


7.スマートホーム部門その2:Google Home ウォールマウンター(※3Dプリンター製造品)


まさかの3Dプリンター製造品だったんですが、一度取り付けてしまえば存在感は皆無なので
全く気になりません。Amazonにて$12.99で入手
(出展:Amazon.com)

我が家、部屋数は3なんですが、実はGoogle Homeデバイスが4つありまして…。寝室×2にGoogle Home Miniが1つずつ、リビングにNest Hub。もう一つは洗面所に置いてあったんですが、洗面所で「ねぇGoogle」すると寝室とリビングと洗面台が全部反応してしまい、正直煩雑。

それならば…と、バスルームに設置してみようと思いまして。あいにくバスルームにはこれを置く適切な平台がないので、壁に貼り付けてみました。粘着テープでベタっと貼り付けて、Home Miniをはめ込んで電源を接続。それだけです。

シャワーを浴びる際に「ねぇGoogle、ボリューム7」「ねぇGoogle、今日のニュースを教えて」で、シャワーを浴びながら日本語のニュースを聞いたりもできます。ボリューム上げないとシャワー音で聞こえないのが難点ですが、ドアを閉めておけば外にもさほど漏れず。良い買い物でした。


8.調理家電部門:プローブ式温度計

肉や魚など、調理対象にプローブを差し込んで内部温度を測ったり、
オーブンやグリル内の温度を測定できます
Amazonにて$51.99で入手(現在は$41.59)


家にいる時間が長くなると、料理などの宅内でできる趣味に凝りたくなります。これまでは私が調理するとなるとAnovaばかりだったんですが、せっかく自宅に大きなオーブンもついているので(アメリカの賃貸にはだいたい標準装備と聞いています)、それを使ってみようと思いまして。

このプローブ式温度計の良いところは

  • USB充電式で電池交換不要
  • 同時に4つもプローブを挿せる(4本標準でついてくる)
  • Bluetoothでスマホとつなげば温度上昇グラフも見られる
  • マグネット式でオーブンのドアに貼り付け可能
といったあたりでしょうか。オーブン内に入れた肉の肉芯温度を測って仕上げると、経験の浅い私には非常に分かりやすいし調理が楽しくなりますね。なお、純正ケースも買っておいたので収納にも困りません。



…とまぁ、巣ごもり需要そのまんまな感じですが、どれも買ってよかったモノたちです。もし気になるものなどあればぜひお試しください。


2020/02/16

Nike Zoomシリーズを比較してみた

意外と色々違います


Nike Zoom Vaporfly Next%



ここ数年、週20~30マイル(30~50km)くらいのランニングを趣味にしていまして、ランニングシューズはコダワリをもって選んできました。

AdidasやHoka One Oneなども試しましたが、一番自分にシックリきているのがNikeでして、2018年くらいからずっとNikeのシューズばかり買っています。

発売当時は絶大な人気で供給が追い付かず希少品だったNike Zoom Vaporfly 4%を偶然2018年4月に購入することができ、その軽さとクッション性の良さ、スピードの乗りにすっかりハマってしまいました。そこからNike Zoomシリーズを買い続けており、せっかくなので私が持っているZoomシリーズ4種類を比較してみることにします。

履いて走った際のフィーリングやスピードなどは個人差もあるので、あくまで個人的な意見という程度で認識いただければと思いますが、皆様のシューズ選びの参考に少しでもなれば幸いです。



4つのZoomシリーズ 諸元比較 ~重さ~


左から Zoom Vaporfly Next%, Zoom Fly 3, Zoom Pegasus Turbo 2, Zoom Vaporfly 4%

まずは細かなスペックを比較しておきます。ヒールの高さやつま先へのドロップなども細かく違いますが、測定が難しいのと、いくつかのシューズでは公表値が見つからなかったので省略しています。

以下、略称。写真の並び順と表の列順は揃えてあります。


  • Zoom Vaporfly Next% (Pink) = Next%
  • Zoom Fly 3 (Purple) = ZF3
  • Zoom Pegasus Turbo 2 (Green) = PT2
  • Zoom Vaporfly 4% (Navy) = 4%






Nike Zoomシリーズ比較表:重さは実測値に基づいています
Next% (Pink) ZF3 (Purple) PT2 (Green) 4% (Navy)
保有サイズ US 9 US 9 US 9 US 8.5
重さ 188.5g / 6.65oz 262.0g / 9.24oz 209.0g / 7.37oz 188.5g / 6.65oz
ソールフォーム Zoom X Zoom Zoom X Zoom
カーボンプレート Yes Yes No Yes
アッパー Vaporweave Vaporweave Synthetic mesh Synthetic mesh




比較のためにお伝えしますと、私の普段使いの靴はおよそ 26.0 - 26.5cm です。EccoのスニーカーはUS8.5でちょうどよく、AllbirdsのスニーカーはUS10でちょうどかやや大きめです。

そして4%はUS 8.5を買ったのですが、どうも走っているとつま先が痛くなるので、もしやと思い次に買ったPT2でワンサイズ大きめにしたらちょうど良い、よって以降US 9を買うようにした次第です。


重さは公表値ではなく、実際に私が持っている靴の左足用をスケールに乗せて計りました。以下、その写真です。







こうしてみるとZF3の重さが際立ちますね。実際、手に持ってハッキリわかるくらいに重いです。履いて走った感触も同様で、PT2に慣れた私にはZF3はかなり重く感じています。トレーニングには良いのかな。

ちなみに写真は撮っていませんがHoka One Oneの厚底シューズClifton 5も持っており、その重さが300g / 10.5ozですから、かなり重いです。逆にNikeの靴が他と比べて軽いと言えるのかもしれません。


4つのZoomシリーズ 諸元比較 ~ソールフォーム~

アウターソール。左からNext%, ZF3, PT2, 4%

さて、続いてソールについてです。Zoomシリーズの名は、このソールフォームにつけられた名から来ています。Next%ZF3は似たアウターの形状ですが、フォームの種類が異なっています。


  • Zoom: Nikeの厚底初期からあるフォーム。個人的な感想ですが、Zoom Xに比べるとやや硬く、クッション性は低いように感じます
  • Zoom X: Next%の世代から採用された新フォーム。同じく個人的な感想ですが、より高いクッション性と耐久性を兼ねそろえているように感じます



Next%ZF34%はカーボンファイバープレートがソールに埋め込まれていて反発力を増す効果があるようです。
Next%PT2はZoom X採用で、より柔らかいクッション効果により足への負担軽減が期待できそう。

つまり、今のところ全部を兼ね揃えているのがNext%、そこからカーボンファイバープレートを省略したものがPT2Next%のフォームを一世代前のものにしたものがZF3ということですね。それぞれ別の方向で廉価版を作った、ということでしょうか。


私が走った感覚では、ZF3はかなり「硬い」です。もちろん、他の非厚底シューズに比べればソフトなのでしょうが、Next%PT2、まして4%と比べても硬く、ヒザに持病を抱えた私にはやや不安を感じるレベルです。



4つのZoomシリーズ 諸元比較 ~ソール形状~


つま先形状

続いてソールの形状です。どのシューズもつま先とかかとが反っていて、走っているときの「蹴るチカラ」を余すことなく地面に伝えようという設計意図が伺えます。
(ちなみにPT2のつま先に少し白い部分が見えているのは、単に私が履きつぶしたためで、本来は一面黒です)


かかとの形状。Next%が際立って反っています


また、かかとの反りは差異が顕著です。どれもレース用ボートの先端のように先細り形状ですが、Next%はより高く反っていてソールも分厚くなっています。一方、PT2は反りも緩やかで厚さもやや薄めです。

この形状の差異によって生じる走っているときのフィーリング差はほとんどないかな、と感じます。強いて言えば、かかと外側部が擦れて減りやすい私の傾向からすると、その部分の補強があるNext%ZF3がやや安心かな?という印象。



4つのZoomシリーズ 諸元比較 ~かかとインナー~


PT2のかかとサポート。少し厚みのあるクッションが入っています
Next%のかかとサポート。かなり厚めのフォームが縫い付けてあります


さて、最後にかかと部分のサポートについて言及しておきます。4%, PT2, ZF3いずれも同じ設計で、アキレス腱を包み込むように厚めのクッションがついています。地面を蹴って足を運ぶ際、かかとが靴の中で浮かないような配慮です。

この構造がNext%はさらに強く出ていて、5mmほどの厚みでアキレス腱を覆ってくれます。蹴った後に靴が足に吸い付いてくるようで、面白いフィーリングです。


オマケ:ベロ




オマケですが、こうして上部から見ると分かる通りZF3には「ベロ」がありません。靴紐部分が伸縮性のあるレギンスのような素材になっていて、足を包み込んでくれます。結果、ソックスなしでも差支えない構造になっているようです。私は必ずソックスを着けるのであまり恩恵はありませんが、ソックスが苦手な方には良い構造ではないでしょうか。



結論


最終的には好みもあるのでご自身で試してから買われるのが良いと思いますが、私はレース用にNext%、レースに向けたトレーニング用にフィーリングが近いPT2、普段の体重調整用ランニングにZF3を使うことにします。ZF3の重さとソールの硬さがどうしても気になり、トレーニングには向かないと感じています。

一方で、カーボンファイバープレートの反発力の確認、ソックライナー不要の構造に魅力を感じる方はZF3をトレーニングシューズとしても良いのではないでしょうか。