2021年3月に米国から日本に入国した後の話 その1

 滞在3日目にして初の動きが

滞在3日目にして初めて届いた連絡メール
 

2021年3月27日に日本に入国し、空港近くの滞在先にて自主隔離して3日目となりました。実は今までは一度も国や関連機関からのコンタクトがなく「あれ、俺なにかアプリの設定間違った?」と思ってSkypeやテキストメッセージの受信状況なども確認したのですが、問題なし。


何も連絡ないけれど大丈夫か…と思っていた折、滞在3日目の朝11時に、厚生労働省のドメインから上記のようなメールを受信しました。

リンク先はカンタンなアンケートで、熱はないか、咳やノドの痛み等の症状が出ているものが同行者含めていないか、という確認でした。それだけ。それを、同日の14時まで(つまりメールの受信から3時間以内(!))に回答するように、という内容。なかなか厳しい。


そして、そのメールから遅れること2時間ほど。次は所在地確認に関するメールが届きました。


OSSMAではなくOEL(Overseas Entrant Locator)を使うように、と

所在地確認方法の変更に関するメール


所在地確認をOSSMAアプリではなく、OEL(Overseas Entrant Locator)という新しいアプリを使って行うのでインストールし、ログインするように、との内容でした。ログインのための情報もメールに記載されています。


また、前述のアンケート回答後に厚生労働省からの新たな告知文書へのリンクがあり、OELの案内に加え、ビデオ通話アプリをSkypeだけでなくWhatsAppも認める内容が書かれていました。その文書が2021年3月26日付です。


私が空港に着陸したのは2021年3月26日の朝4時頃、入国審査を終えたのは5時半頃なのですが、どうやらその数時間後には、方針変更が公式にアナウンスされたようです。

 

前回のポストに記載した、私が入国した際の案内文書は2021年3月5日付でした。そこには、まだLINEによる健康確認が案内されていましたが、それも3月20日時点ではLINE使用不可となったようなので、本当に週単位でアップデートがなされているようです。

 

状況に応じて迅速に対応していて好感が持てる、という評もあるでしょうし、コロコロと変えているので追跡が大変、という意見もあるでしょう。とにかく、その都度最新の情報を、情報の一次ソース(厚生労働省、外務省、出入国在留管理庁など)を当たるのが一番でしょうね。

 

 

OELによる位置確認

 

OELのチェックイン画面

 OELアプリのログイン情報はアプリの案内とともに送られてきました。そしてログイン後、スマートフォンのGPSを使って、あたかもFourSquareのチェックインかのような形で「自主隔離期間の滞在地でチェックイン」するよう求められます。なかなかに厳密な居場所のチェックを行うようですね。

 

各種対策を実効性のあるものにしようという強い意思が垣間見えます。

 


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