続き:時差ボケ抑止サプリ FlyKitt を試してみた(日本→カリフォルニア)

東行きで、どの程度の効果を感じられたのか?

Fount社が提供する時差ボケ抑制キット FlyKitt(出典: flykitt.com



本年2月にこのポストでカリフォルニアから日本に行った際の時差ボケ抑止効果についてまとめていますが、今回、この復路つまり日本からカリフォルニアに戻る際にFlyKittを使って時差ボケを抑止してみました。本ポストでは、この経緯と効果についてまとめておきます。

FlyKitt自体の紹介は上記のポストに記載していますので、そちらをご覧ください。では、さっそく本題です。

1. 旅程および設定の紹介

今回の私のフライトは以下の通りです。

  • 5/15 21:30pm 成田空港発
  • 5/15 14:30pm サンフランシスコ空港着

また、私が日本に居た際は以下のような生活でした。

  • 朝4am JST台に起床
  • 夜10pm JST前後に就寝

これを、サンフランシスコでは以下のような生活にしたいと思っています。

  • 朝6am PT台に起床
  • 夜11pm PT前後に就寝

これをFlyKittのアプリに設定し、プログラムを組んでもらいます。

空港に向かう成田エクスプレスの中でもSustainを飲む。デカい



2. やったこと

ひたすらアプリの指示を守ることを心掛けました。食事のタイミングなどは仕事や移動時間の都合で30分くらい遅れたりすることもありましたが、それ以外はほぼアプリの指示通りに。

大事にしたことは以下です。
  • FlyKittからの食事は頻度が高めなので、1回の量は少なめに。かつ指示通り炭水化物は少なく
    • 朝4amに起きてすぐに食事とサプリ
    • 朝7時頃に軽食とサプリ
    • 11:30頃に昼食とサプリ
    • 15時頃に軽食とサプリ
    • 18時頃に夕食とサプリ
  • 運航会社から出される機内食はオーダーせず(炭水化物が多すぎるしタイミングをこっちでコントロールしにくいので)
  • 飛行機の中で眠る指示も忠実に守る。キットに含まれているメラトニンも所定量を飲み首枕(後述)で睡眠の質を高める努力をする
  • 眠る前にブルーライトカットをちゃんとする、なるべくスクリーンを見ない
    • キットに含まれている度なしのメガネを2時間装用
  • 起きる時間も腕時計のアラームでセット、起きた後はトイレに動いたりドア部分の窓から外を見たりして日光を浴び、二度寝しない

あと…一点だけ白状すると…本来FlyKittからは出発日の6pm頃には食事を取るような指示はないにもかかわらず、かつ炭水化物は控えめにせよ…と言われているにもかかわらず、どうしても欲望にあらがえずに「松戸富田麺旦」さんの「もりそば(並)」を頂いてしまいました…。だって松戸の店は大行列なのに成田は全然列がないんですもの!
松戸富田麺旦さんの「もりそば(並)」。甘めのつけダレが美味しい


さておき。

せっかくなので出発前日と当日の食事や時系列の記録をさらしておきます。これらはほぼアプリの指示通りです。

  • 出発前日(JST)
    • 4:30am 朝食に卵かけご飯、サラダチキンスティック、ほうれん草のおひたし、ブドウ、コーヒー
    • 7:00am 軽食にプロテインバーとクッキー
    • 11:00am オフィス街の弁当屋さんで炭水化物をサラダに置き換えたお弁当
    • 3:30pm 軽食にコンビニサラダとプロテインスティック
    • 5:30pm 駅弁として買った鮭トロ海鮮丼とレバーかつ
    • 7:30pm (計画外)松戸富田麺旦さんのもりそば
    • 8:30pm メラトニン摂取
    • 9:30pm ZipAir ZG026に搭乗、出発
    • 10:00pm 就寝
  • 機内(JST)
    • 2:30am 起床、機内オーダーでコーヒー、Kitに含まれる粉末サプリを入れて飲む
    • 3:30am 食事、成田で買った唐揚げ弁当とサンドイッチ、マルチビタミンゼリー
    • 6:30am 着陸
  • 到着日(JSTベース)
    • 7:15am(3:15pm PDT)軽食にプロテインバー
    • 11:00am(7:00pm PDT)夕食にカレーライスとサラダ
    • 1:30pm(9:30pm PDT)メラトニン摂取
    • 2:00pm(10:00pm PDT)予定より早いけど就寝
  • 到着日+1(JSTベース)
    • 10:20pm(6:20am PDT)起床、コーヒー
    • 11:00pm(7:00am PDT)朝食にパン、目玉焼き、ブロッコリーなど
    • 3:30am(11:30am PDT)昼食にひやむぎ、ポテトサラダなど
    • 7:00am(3:00pm PDT)軽食にフィナンシェとプロテインバー
    • 11:00am(7:00pm PDT)夕食にカレーライスとサラダ
    • 2:00pm(10:00pm PDT)メラトニン摂取
    • 3:00pm(11:00pm PDT)就寝
  • 到着日+2(JSTベース)
    • 10:00pm(6:00am PDT)起床、コーヒー

3. 実際の効果

これを書いているのは到着日+2の朝、コーヒーと朝食を取った後ですが、結論めっちゃ調子良いです。


まず到着日の夜は、さすがに移動の疲れがあり当初見込みの11pm PDT就寝から1時間ほど早めの10pm頃に寝落ちしたのですが、そのまま翌朝(到着日+1)は6:20amまでグッスリでした。久しぶりの8時間睡眠。

起きてすぐにコーヒーを淹れつつ朝食の準備をしていましたが、特に眠気もなくスッキリとした朝です。朝食後のランニング、午前中の仕事、昼食後も特に眠気を感じることなく一日を過ごせています。

その後、夕方には少し眠気を感じるものの仕事に支障はないレベル。到着日+1の夜も寝付けないということはなく、自然に10:30pm頃に就寝。

到着日+2の朝はランニングのレースがあるので5:30amと普段より早めの起床でしたが、これも目覚ましで普通に起床。ランニングも快調に完走しました。

結論、私はリピート確定です。時差ボケが全くないわけではないですが、到着先の日常生活に支障が出ない、というだけで初回$99、リフィル$69の価値は充分にあるな、と感じています。

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