カリフォルニアでREAL IDを申し込んでみた(後日談追記)
※2018年12月21日 後日談 を追記しました。 申し込みは意外にあっさりと San JoseのSenser RdにあるCalifornia DMV DLPCにて 戸籍制度のないアメリカでは、Drivers License つまり自動車運転免許証が事実上の身分証明書扱いになっていて、米国内においては外国人(米国を訪問する人)にとってのパスポートと同等程度の効力を発揮します。 米国内の国内線航空便に乗る際の身分証明として お酒を買う際の年齢証明として ホテルにチェックインする際の身分証明として クレジットカード使用時の正当な所有者であることの証明として ところが、過去カリフォルニアを含むいくつかの州では、不法移民であっても州内に在住していれば、運転免許証を取得できるルールになっていたようです。 9.11同時多発テロ以降、安全対策強化を進めてきた米国連邦政府は最近になっていよいよその対策を実行に移してきており、2020年10月以降、国内線航空便に乗る際など特定のシーンにおいては、REAL IDという基準を満たした運転免許証でないと身分を証明できないことになりました。 このあたりの経緯は、 JETROサンフランシスコ事務所が出しているリアルIDの記事 が大変参考になります。 国内線搭乗にあたっては、政府機関発行のパスポート(米国以外を含む)でも大丈夫なようですが、私のように飛行機に乗る出張が多いと、その都度パスポートを持ち歩くのも正直不安です。なくしたら再発行手続きが運転免許証よりはるかに大変。 ちょうど私が持っているカリフォルニア州発行の運転免許証の有効期限が2018年10月で切れるので、話のタネに、とREAL IDを申請してきました。その顛末をまとめておきたいと思います。 全体の流れ 流れは大まかに以下のようになります。 更新通知の手紙を受け取る(DMVはこの手紙の発送を保証しない、つまり届かなくても文句は言えないようなのですが) DMVのWebサイトで事前に必要情報を入力しておく(更新当日にDMVのオフィスでも入力できるようですが、事前にやっておいた方が圧倒的にラク) 出来れば予約を取る(更新当日の待ち時間が短くなりやすいようです) 書類を事前に用意する(超重要) DMVオフ