投稿

NginxとWordPressでSSIを動かす設定にハマった話

イメージ
いまどきダサい設計なのは承知の上で 仕事で久しぶりにWebエンジニアっぽいことをしてハマったのでメモ残しておく。 ※一部の設定は敢えて隠してありますのでご注意ください。 やりたいこと   とあるSSIを含むサイトをAWS基盤に移行し、同時にWordPressベースにする AWS公式チュートリアルドキュメント にある基盤構成(AWS EC2 + Nginx + PHP + MySQL + WordPress)にする SSIはとりあえず維持(将来的にはWordPressによる対応に移行予定) どういうわけかSSIがまったく動かない! Nginx公式サイトのドキュメント に従って、 /etc/nginx/nginx.conf の location セクションに以下のような設定を投入。 location / { ssi on; ssi_last_modified on; }  ... もちろん、設定投入後に nginx の再起動を実施。 $ sudo service nginx restart しかし、どういうわけかHTML内のSSIコマンドがまったく解釈されず、そのままHTMLコメントとしてブラウザに届いてしまう始末…。 ブラウザに届いたHTMLソース。SSIコマンドがそのままコメントとして届いておる…。 なぜじゃー!! 疑ったことは 設定ファイルをちゃんと読んでない? -> SSIの設定文法を敢えて間違えてみるとちゃんとエラーになるので設定は読んでいる 実はNginxじゃなくてApacheが動いていて、設定する場所が違う? --> chkconfig --list コマンドで見るとちゃんとApacheは停止、Nginxが稼動している ということで「そもそもなミス」ではない模様。 こちらの記事 (注:英語)を参考にエラーログレベルをdebugにしてもNginxのログにSSI関連のものが一切出力されていないため、そもそもSSIが有効になっていないことは間違いない。 トラブルシュート:ここからはもうカンのレベル ここからのトラブルシュートは、もう経験とカンとしか説明のしようがないですな。 なにげ...

Appleのメールマガジンをアメリカ版と日本版で比較してみた

イメージ
翻訳コンニャク Appleさんから12/18に配信された、クリスマスギフトのオススメメールマガジン 日本で生まれてアメリカで仕事をしていると、翻訳する、ということが頻繁に起こります。そして、翻訳というのは単なる「言語の置き換え」ではなく、翻訳元の言葉が持つ文化的背景というか、概念というか、考え方というか、感じ方というか…(まぁ、それを「メッセージ」と呼ぶことにしましょう)を、翻訳先の言語で表現する行為である、ということを最近よく考えます。 私が「マーケティングコミュニケーションが比較的上手な会社」だと思っているAppleさんから、たまたま同じタイミングでアメリカ版と日本版でメッセージが同じなメールマガジン(英語で言うとNewsletterですな)を受信しましたので、その英語と日本語での伝え方の違いを細かく見てみようと思います。 ちなみに、送られたメールマガジンの全体像はこちらです。さてさて、みなさんはどんな風にご覧になりますか? 2015/12/18に配信された、クリスマスギフトをアピールする Appleのメールマガジン。左がアメリカ版、右が日本版です。 1. 件名 メールマガジンにおける件名の重要性は、ここで改めて語るまでもないでしょう。さて、Appleさんはアメリカの商売のピークシーズン終盤において、どんなふうにギフト提案を表現しているのでしょうか。 英語: Just the right gifts, just in time 日本語: 最高のクリスマスギフト。まだ間に合います。 英語は「Just」を2回使って、うまく言葉遊びをしていますね。「ズバリ正解!」「それ欲しかったんだよ!」的なギフトを、「まさに今!」という感じ。ジャスト。 一方で、日本語の方はちょっと平坦ですね。でも、iPhone 3GS以降「iPhoneにはね」という表現を日本語で使ってきたApple Japanさん、なんというか、クールな…落ち着いた…口調は一貫しているように思います。日本語には言葉遊びはないけれど、賢い、でも「クリスマス」「間に合う」というキーメッセージはきちんと入っているように思います。 2. キーラインメッセージ 次に、本文トップにある大きい文字の「キーラインメッセージ」。 英語: ...

スマホカーナビの二大巨頭、WazeとGoogle mapsを比較する

イメージ
どちらも便利ではあるのですが 二大カーナビアプリ、左がGoogle mapsで右がWaze クルマを運転する機会が増え、そもそもカーナビ未搭載な中古車を買ったのでずっとスマホでカーナビをしておりまして。 日本にいたときから「ナビはGoogle maps最強」と思っていたのでこちらでも変わらず使っていたのですが、 AutomaticとIFTTTで遊ぶ ことを考え始めた頃からWazeも併用しております。 2ケ月ほど使い込んだ結果、双方の長所・短所が見えてきましたので現時点の比較をまとめてみたいと思います。 ※ちなみに、Wazeはイスラエル発祥のスタートアップですが2013年にGoogleに買収されています。買収から2年弱経過していますが、統合はあまり進んでいないようで…(そもそも統合する意図もあまりないのかもしれません)。現段階では、Google maps上にWazeの事故レポートや要注意情報を表示する、という緩い連携のみとなっています。 そもそもWazeって何よ? Wazeが交差点の監視カメラを通知してくれた瞬間 もしかしたら日本ではあまり馴染みがないかもしれないので、ちょっとだけ紹介。 端的に言えば「ゲーム感覚でソーシャルに地図とリアルタイム交通情報を作り上げるアプリ」とでも言いましょうか。「Wikipedia的なカーナビ」とでも言いましょうか。 地図データは基本的にユーザーからの投稿に基づく(ただし誰でも編集できるわけではない) このアプリを起動しながら走ると、走行情報が自動的にインターネットに送られてリアルタイム交通情報を形成する 例えば「警察がいるぞ!」とか「路肩にクルマが止まってるから気を付けて!」とか「事故!」みたいな情報を運転中にカンタンに(音声だけでも)ポストできる ガソリンスタンドが近くにある場合、ガソリン価格をポストできる それをWazeユーザーみんなで見られる といったような機能があります。もちろん他にも色々ありますが、ここでは割愛しますね。 Wazeスコアのカンタンな説明。自分のいる州の上位10%のポイントに入るとアイコンがWarriorになる、とか、5%でKnightになるとか、そんなの。 ちなみにFacebookの友達リストを元に、友達と自分のポイントを比...

クルマは意外と賢かった、という話 Vol.3 - つなげた編

イメージ
まだ、いろいろ道半ばだけれど さて、クルマ周りのHack第3回。いよいよ私のクルマのデータを元に、いろいろつなげて便利にしてみようと思います。 「クルマは意外と賢かった」一連のシリーズはこちらからご確認ください。 Vol.1 こんなこと分かっちゃうんだ編 Vol2. セットアップ編 やりたいこと 私のやりたいこと。 「もしガソリンが減ってきたら」「近くの安いガソリンスタンドにナビする」 クルマを運転していて、目的地に着く、というナビゲーションの次に必要になるのが「ガソリン補給をいつ、どこでやるか」ではないでしょうかね。 私はコンソールパネル表示でガソリンが残り1/4を切ったくらいで補給を考えます。生活圏内にはガソリンスタンドが4~5か所あり、どのタイミングでどこに行くかをよく迷うわけです。 結局は自宅近くのガソリンスタンドが一番手軽だし24時間やってるし入りやすいしでそこにすることが多いのですが、もし通勤途中に立ち寄れるスタンドがもっと安かったら?明日の出勤前にそこに寄るだけのガソリンは残っているわけだし、そっちの方が安く済むかもしれません。 この悩みを、Automaticとスマホを使って解決してみようと思っています。 なお、結果を先に行ってしまうと、この解決策はまだ完全には実現できていません。もしサクッと解決策だけ欲しい方は、このポストでは得られませんので悪しからず…。 とりあえず、できそうだが…? 色々と情報を調べた結果、残念ながらカンタンではないのですが、以下のような連携を取ることで何とか出来そうなことが分かりました。 A. Automaticアダプターから、ガソリン消費量を入手する B. エンジンOffのタイミングで、AutomaticからIFTTTにガソリン消費量を投げる C. Numerousに、ガソリン消費量を溜めていく D. Numerousのガソリン総消費量が 11.925 を超えたらIFTTTにアラートする 注:私のクルマのガソリンタンク容量が15.9ガロンでして、その75%が11.925ガロンです E. アラートのタイミングでPushbulletにWazeを起動し近隣のガソリンスタンドを検索するURIを投げ...

クルマは意外と賢かった、という話 Vol.2 - セットアップ編

イメージ
まだまだカンタンぽん、とは行きませんな クルマに付けて、スマホとつなぐ。カンタンなようで、そこそこ手間はかかります さて、Vol.1にて先に使ってみた感想と可能性についてまとめたAutomatic。今回はセットアップの流れとつまづいた点についてここに記録しておきます。 「クルマは意外と賢かった」一連のシリーズはこちらからご確認ください。 Vol.1 こんなこと分かっちゃうんだ編 Vol.3 つなげた編 まずはアプリをダウンロード さっそくアダプタをクルマに取り付けたいところですが、はやる気持ちを抑えつつマニュアル読む(新井はわりとちゃんとマニュアル読む人です)。とりあえずアプリをダウンロードし、あとはその指示に従え、とな。 Google Play Storeにて「Automatic」で検索すると一発で出てきます。こんな一般的な用語を名前にしちゃってるのにTopに出てくるのは凄いですな…。あ、もちろんiOS版もあります。っていうかiOS版の方が機能リリースが早いらしい。ぐぬぬ。 いよいよ設定 それはさておき、ひょいっとインストールしてさっそく起動。 AutomaticのAndroidアプリ起動直後。 「さてはじめましょう」的な画面に、用意すべきものとして以下3つ。 クルマのカギ - エンジンをONにしたりOFFにしたりするよ、と。 インターネットアクセス - スマートフォンがちゃんとインターネットにつながってるか確認してね、と。 Automaticアダプター - 持ってなければここから注文してね!と。 …クルマは要らないのかえ?という冗談はさておき、指示に従って進めます。 Bluetooth使うよ。 次の画面でBluetoothに関する説明。私は普段はBluetoothをOffにしているのですが、この画面で「Car is set」をタップしたところで自動的にOnになりました。まぁ、BLE(Bluetooth Low Energy)対応とのことなのでバッテリ消費は小さいのでしょう(実感としては、若干減りが早いかなぁ、とは思いますが。追加の電波出してるんで当たり前っちゃ当たり前)。 セキュリティPINの入力。アダプタに記載があります。 続いてセキュ...

クルマは意外と賢かった、という話 Vol.1 - こんなこと分かっちゃうんだ編

イメージ
Your car is smarter than you think Automaticドングルと、アプリ。実は色々分かるんですクルマのこと。 せっかくシリコンバレーというエリアに住んでいるので、世界が変わろうとしているキッカケの部分を体感しておきたいなぁ、とずっと思っていまして。 モノと何かを上手に繋げて、今まで出来なかったことをヒョイっと出来るようにする…みたいなことがやってみたいなと色々見ていた時に見つけたのが、このAutomaticというデバイスです。 ここから数回に分けて、Automaticを中心にクルマ回りのかるーいHackレポートをお届けします。 「クルマは意外と賢かった」一連のシリーズはこちらからご確認ください。 Vol.2 セットアップ編 Vol.3 つなげた編 何が出来るの? 私もこのデバイスを知ってから学んだのですが、どうやら最近流通しているクルマのほとんどにはOBD2ポートというものがあり、そこに適切な機器を繋ぐと車載コンピューターから色々な情報を得られるようです。 Wikipediaによれば 、日本で販売されているクルマも2008年以降のものなら対応が義務付けられているとのこと。 クルマのメンテナンスエンジニアの方が、そこを通じてエンジンの情報などを調べるのでしょうね。 このAutomaticは、そのOBD2ポートに接続し、Bluetooth経由でスマートフォンにクルマが持つ情報を送ることができます。そして、スマートフォンからAutomatic社のWebサイトにもデータが送られ、パソコンからもブラウザ経由でドライブ記録を見ることが出来ます。 これそのものは現在アメリカでしか手に入らないようですが、似たようなモノが 日本でもクラウドファンディングで販売されようとしています 。 どんな良い事があるの? まだ使い始めて1週間も経っていませんが、今のところこんなことができています。 1. 実燃費が分かる、燃費改善アドバイスをくれる 走行距離および消費燃料量から燃費を計算してくれます。 AutomaticのAndroidアプリより。右下のMPGが燃費(Miles per Gallon)。ちなみに30.1MPGは...

アメリカのピタゴラ装置 - Rube Goldberg Machineとは

イメージ
本当はちょっと違うようだけど 自家製ピタゴラ装置 vol.1 のフィニッシュシーン 最近、我が家で息子と一緒にピタゴラ装置を作るのが定番の宅内遊びになっているのですが。 こちらアメリカではなかなか本家のTV番組を見ることができないので、何か参考になる仕掛けはないかなぁ、とYouTubeなりインターネットなりで検索していたんですね。 そこで出会ったのが Rube Goldberg Machine (ルーブ ゴールドバーグ マシン)という言葉。 少し気になったので、調べてみました。 そもそも何よそれ? 今からさかのぼること100年ちょっと前のこと。アメリカはサンフランシスコにてRube Goldbergさんという方が生まれました。 その方は、とある風刺画というかヒトコママンガで有名になった方だそうです。 こちらの「自動ナプキン」という絵が割と分かりやすいので引用します。 自動ナプキンと名付けられたRube Goldbergさんの風刺画。引用元:Wikipedia その仕組みはこうです。   A. まずスープをスプーンで口に運びます   B. それにより、この糸が引かれます   C. それにより、レードルがぐいっと持ち上がります   D. それにより、クラッカーが放り投げられます   E.  それにより、オウムが持ち去ります   F. それにより、オウムの止まり木が持ち上がります   G. それにより、エサの種がこぼれます   H. それにより、バケツが下がっていきます   I. それにより、コードが引っ張られます   J. それにより、ライターが開き火が点きます   K. それにより、ロケットが着火し飛び立ちます   L. それにより、鎌が糸をひっかけます   M. それにより、糸が切られ、振り子時計が動き出します そして、ようやくナプキンで口を拭くことができます。 文字で書くと分かりにくいですね。 Rube Goldberg社のサイトに動画 があり、とても分かりやすくなっています。 Rube Goldberg Machineとは「シンプルなことを、いかに複雑に実現するか」に主眼が置かれているそうです。彼が生きた時代(1883年~197...